導入事例

TOP導入事例レインガーデン日本大学工学部ロハス工学センター棟ロハスの森「ホール」

日本大学工学部ロハス工学センター棟ロハスの森「ホール」

「防災」・「循環」・「浄化」実現のための研究フィールドを支える未来型のグリーンインフラデザイン

スライダー画像

本プロジェクトは、福島県郡山市街から阿武隈川を挟んだ向かいに位置する、日本大学 郡山キャンパス内の一角で進められました。施設全体の水循環システムと、それを見える化したデザイン性の高い屋上緑化が実現されています。曲線屋根に適応した屋上緑化は敷地の植栽と馴染むようデザインされました。

施主:日本大学工学部
設計:浦部智義+岩城一郎+中野和典+宮岡大/日本大学工学部ロハス工学センター(計画)
   はりゅうウッドスタジオ+日本大学工学部浦部智義研究室(建築)
施工:蔭山工務店

導入背景

「ロハス工学」研究拠点のグリーンインフラ整備に技術力で協働

令和元年の台風19号により阿武隈川が氾濫し、これまで建設されていた「ロハスの家研究プロジェクト」を含む研究施設一帯が被災しました。100年に一度の水害の経験をもとに、災害に負けない研究拠点の復興と、「健康で持続可能な生活スタイルを支援する“ロハス工学”※」をさらに発展させるために「ロハスの家群跡地再生プロジェクト」が立ち上がりました。
※“ロハス“=”LOHAS“(Lifestyles of Health and Sustainability)の略

提案ポイント

多様な分野を横断するシステム構築と、
ランドスケープに調和した緑化デザインを実現

本施設はロハス工学に関連する技術や研究内容を大学内外に発信する施設であり、大学内の学生、研究者が物理的につながるコミュニティ施設としての機能が求められました。そこで、以下の5つの目的をもって計画が進められました。
【目的1】産学連携による多様なグリーンインフラ機能を備えた施設の実装(連携の視点)
【目的2】学生、教職員、研究者など様々な属性の人々によるにぎわいの創出(コミュニティの視点)
【目的3】雨水・地下水・再生水を利用した持続可能な水循環システムの構築(技術の視点)
【目的4】大学研究機関によるグリーンインフラ機能の継続的なモニタリング(評価の視点)
【目的5】デジタルツールを活用した建築計画(デジタルの視点)

プロジェクト詳細

所在地:福島県郡山市
竣工:2023年
第23回 緑化技術コンクール施設部門 環境大臣賞

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